[ruby-trunk - Bug #7591][Open] SEGV on sparc Solaris10 when Marshal.dump

Issue #7591 has been reported by ngoto (Naohisa G.).


Bug #7591: SEGV on sparc Solaris10 when Marshal.dump

Author: ngoto (Naohisa G.)
Status: Open
Priority: Normal
Assignee:
Category:
Target version:
ruby -v: ruby 2.0.0dev (2012-12-16) [sparc64-solaris2.10]

sparc Solaris10 上にて、Oracle Solaris Studio 12.3 にてデフォルトの最適化オプションである -O
(-xO4 相当)を付けて make すると、rdoc作成時に Marshal.dump 内にて SEGV が発生します。make
test-all すると、 TestMarshal が Failure になります。

marshal.c の marshal_dump および marshal_load 関数にて、変数 wrapper
が最適化のためスタックに乗らないようで、w_object
などの呼び出した先の関数の中で走ったGCによって消されてしまい、SEGVに至るようです。関数の最後のほうにある
RB_GC_GUARD(wrapper) は効果が無いようです。

添付のパッチのように修正すると治りました。
添付のパッチ適用後は、関数末尾の RB_GC_GUARD(wrapper) は無くても動くようですが、念のため残しています。