[Ruby 1.8-Feature#4207] これから「1.8.8」の話をしよう -- 1.8がこの先生きのこるには

チケット #4207 が更新されました。 (by Shyouhei U.)

そういうわけで俺の側の事情を削ってもうちょっと整理すると、 1.8.8 に関して現状と問題点が以下のようになっており、

  • なんだかんだで 1.9 が出てからだらだらと 3 年もたってしまった。この間、 1.9 は順調に 1.9.2 まで推移。 Yugui
    さん偉い。 RailsDevCon のアンケートなどを見る限りだとすでに相当数のユーザーは 1.9 に移行済
    http://railsdevcon.jp/RailsDevCon2010report.pdf
  • 1.8.8 (にかぎらず 1.8.7 も)は 1.9 への移行措置ということになっているが、たとえばこの調子で 1.8.8 を開発していって
    2020 年とかにリリースできたとして、移行するユーザーは残ってるのか?
  • そもそも現状の ruby_1_8 のコードは 1.8.7 に比べてそんなに 1.9 への移行が促されるような仕組みになっているのか? 単に
    1.8 にも 1.9 と同じ変更を当てているだけでは?
  • 「出したいから出すのだ。ユーザーは関係ない」もそれはそれでひとつの見識だが、だとしたらそのように周知しないと認識の齟齬で不幸になるだけでは?

ようするにこのまま放置しておいてもなんにもならんねという状況です。そこで提案としては

  • 案1。今日とは言わないがわりと近い時点で、 better 1.8.7 という扱いで 1.8.8
    を出す。現状のものを整えて出すだけ。目標リリース予定今夏。
  • 案2。納得出来るところまで1.8.8の理想を追い求める。ユーザーがどうとかじゃない。目標リリース予定 2020 年クリスマス。
  • 案3。いや、もういいです。ステ。
  • 案4。その他の俺が思いついてない素晴らしい案

くらいの選択肢がありうるだろうと。べつにどれになってほしいとか思いませんが、いずれにせよ現状維持ってのはないかなあと思うので、「どうするの?」と聞いてみている次第です。

で、どうしますか。